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2012年6月

2012年6月30日 (土)

ずるいけれど事後報告^^)

えっと、昨日こんなイベントに出てきました。大勢の人の前で話すのに慣れていない私は胃が痛くなる思いをしていたので(^^)、事後報告で済ませちゃいます。

http://wired.jp/2012/06/07/utokyo-biology/

100人定員の会場に270人てなんなの。後ろの立ち見もあふれてわれわれの演壇の脇にもたくさん座り込む有様。なんでも東大生協のイベントとして始まって以来の人数だとか。半数は東大生、残りの半数も卒業生か関係者っぽかったけど、私の知り合いできのこクラスタの方々や、大学の同輩・先輩や、同業の訳者さん、翻訳学校の生徒さんたちもいらして一般人もかなりいた模様。集客力の源はもちろん若き生物学者の佐々木さんで、期待どおりてきぱきとした話しぶりと魅力的な内容ですっかり会場のみなさんをとりこにしていました。メインテーマが生物学の未来だったので、私の出る幕はあまりなかったのですが、それなのにワイアード本誌での翻訳書特集記事の話をふられて、せっかく記事に載せきれなかった良書をいくつかもってきたのに十分紹介できなかった自分のへたくそぶりに落ち込んでいます。あとで「机に並んでいる本の話はもっとしてくださらないのでしょうか」という質問があって少し救われました。しかしあのテーマに科学書を結びつけるのはちょっと苦しかったなー。なんかいたたまれない気分でした。それでも終演後はいろいろな方に話しかけてくださり、ありがたかったです。その後、佐々木さんやそのお仲間の方々と駅商店街のタイカレー屋で遅い食事をしながらハイレベルの研究の話をうかがいましたが、みなさん目的意識が強く、起業をしているような行動力の持ち主もいらして、最近の学生(や卒業生)はすごいわと圧倒されました。翌日の講義の準備もあるので私は早めにおいとまさせていただきましたけれど。いやー、バブル期に遊びほうけていた自分が恥ずかしい。

それと、前の週の土曜にお台場でやったキノコナイトを見に行った話はしましたっけ? キノコクラスタのTさんとHさんに加え、今年秋に刊行予定の拙訳きのこ図鑑の推薦文を書いて下さったIさんのお三方がきのこ愛を語るトークセッションだったわけですが、本当に楽しかった。ツイッターで知り合ったきのこ仲間ともたくさんお会いできたし。ちゃっかり秋に出る図鑑の宣伝もできたし^^) 食事をしながらのショーだったので、協賛のホクトさんがつくったきのこ料理メニューもおいしかったです。飲み物にエリンギトニックとかエリンギハイボールなんかもあって、どちらも酒のなかにエリンギが漬かっている見た目がすごい。

そんな出会いの多いここ数日でした。

あと、今日の講義後に生徒のTさんが元生徒のMさんらと共訳で出された本を贈って下さったので、ここにご紹介。

数学の面白トピックを600ページにわたって紹介しているようで、相変わらず向こうのかたはたくさんお書きになられる。結構高度な数論も紹介されている模様。ありがとうございました。

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2012年6月10日 (日)

金星の日面通過

金環食に続き、6/4に部分月食、6/6に金星の日面通過と、このところ天文現象が目白押しでしたね。月食は残念ながら完全に雲の中で見られなかったのですが、金星トランジットのほうはなんとか観測できました。

前日の天気予報ではどうも絶望的だったのでふつうに日の出前まで夜更かしをして、朝9時前に一度起きたときはしとしと雨が降っていました。ああもうだめだね、まあこのあと105年後までないけど、4年前の金星トランジットは近所の博物館の望遠鏡ででっかい太陽投影をして見たからいいやとあきらめて二度寝。11時ごろふと目が覚めると、カーテンの隙間がずいぶん明るい。なんと、雲間から太陽が顔を覗かせていました。

あわてて一眼レフにフィルムを装填し、200mm望遠+ND400フィルター2枚を装着して三脚に載せる。金環食と同じ態勢です。最初は薄雲がかかってフィルターなしや1枚で撮っていたけど、だんだん雲が切れて、太陽がまぶしいほどしっかり見えるようになる。日食メガネで肉眼でも小さな点が確認できました。フィルター2枚で撮ったうちのひとつがこれ。といっても、今回現像時にCD化を頼まなかったので、ハガキサイズにプリントした写真を携帯で撮影しなおしています(だから太陽面に赤い点が写っているのは、携帯カメラの露出測定光)。太陽面の右のほうにぽちっとコショウ粒みたいなのがありますよね。

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そのあと、金星がいよいよ太陽面から出て行く13:30すぎの第三接触の写真も。

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右下に太陽のへりから小さいいぼみたいなのが出ているのがおわかりになりますでしょうか?

てなかんじで、この機材なりにそこそこのものは撮れたと思います。東京のほうでは結局見られなかった方も多かったようなので、金環食につづき幸運でした。

さてさて、立てつづけの天文イベントも済み、きのこも端境期に入ったところで、いよいよ仕事に邁進しなければならないわけですが、どうにも今回の本は進みません。なんとかしなければ。。

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2012年6月 3日 (日)

世界一臭い食品の試食会へ行って参りました

えー、つい先日、またひとつ年を取ってアラ○とは主張できなくなってしまったむらさきしめじです。

そんな新たな歳の試練か何かわかりませんが、ひょんなことから表題の集いへ参加してきました。きっかけは、ツイッターで私のサブワーク先のHさんが、毎月書かれているコラムのネタで「臭い食べ物」はないかとつぶやかれたことでした(そのときはにおいだけでキノコの臭いものの話だったかもしれないけど、サンコタケやスッポンタケは狙って手に入るものでもないので断念したのだと思う)。そこで私が臭さ世界一とされるシュールストレミング(発酵ニシン)と第二位とされるホンオフェ(発酵させたエイの臓物)を提案したところ、後者はご自分で高田馬場の店へ食べに行かれたものの、前者はスウェーデンから輸入したものが300グラムあり、とてもひとりでは無理だからだれか道連れにしたいと言われたのでした。怖い物見たさもあり、そんな機会は二度となかろうとも思って、ほかにキノコ関係、翻訳関係などに広く声をかけてみたら、さらにそこからお誘いの輪も広がって、あれよあれよというまに人が増え、結局お子さま含めて十数名が集まった次第。

というわけで、会場はHさんが下見をされて決めた某所河川敷。ブツはこちらになります。

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若干缶がふくらんでいるのはご愛嬌。それでもHさんが自宅で冷蔵保存していたおかげで、さほどでもないみたい。

近くに関係者以外いないことを確認し、準備もできていよいよ開缶の儀式。ネタ記事を書くHさんがみずから最大の危険作業を買って出てくださったが、本人以下、それを囲む連中も飛沫汚染防止用に雨具を羽織っていて、遠目に見ると某電磁波忌避団体のような怪しさ満点。

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缶切りが食い込んだ瞬間、じゅわっといって中身の液体がにじみ出てくる。でも冷やしていたおかげか、話しに聞くようなぴゅーっと飛び散ることはない。

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Hさん、がんばって開けきりました。

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意外にも、まだしっかり原形をとどめています。においもスゴイかと思ったけど、たまたま風がさらっていってくれるおかげか、風下にしゃがむと生ゴミのにおいが漂ってくる程度。十分臭いとはいえ、期待(いや危惧?)が大きかったゆえかダメージは小さい。

とりあえず、中身を出して、切り分けます。

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これならそのままでもいけるんじゃね? と、だれかが言ったのをきっかけに、みんな次々に直食いする。うん、しょっぱい生ゴミだ。でも味はアリだ。これなら酒やつまみと一緒にそこそこ味わえる。というわけで、みなさん持ち寄ったパンやら野菜やらマッシュポテトやらチーズやらと合わせ、酒と一緒に流し込む。私は超熟成チーズにも合う日本酒の神亀と、サニーレタスを提供。いけましたが、サニーレタスは包んでかぶりついたときに汁が漏れて手に付くという欠点が。酒は香りの強い、度数の高いものが結構よくて、Oさんご持参のアクアヴィット(ジャガイモの蒸留酒)とか、Sさんの水混ぜると白濁するスピリッツなんか、いずれもアブサンみたいな香りが生ゴミの臭い消しにもなってグーでした。

なんだかんだでぱくぱく食べて、はい、空っぽ~。

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汁はさすがに飲む勇気はなく、かといって持ち帰れず、そばの川に。。ホルムアルデヒド問題があったばかりなのでアレですが、こちらは自然界のものが発酵しただけで人工の化合物ではないので、まあいいでしょう。

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その後は、自分の体からどんな臭いが発散されているのか心配ながらも、慰労会というかなんというかで駅前の居酒屋へなだれ込み、大いに盛り上がりましたとさ。

初対面の方もみなさんほんといい方ばかりで、すぐに打ち解けて、とっても楽しい時間をありがとうございました! 主催のHさんは会場偵察やら道具などの手配やらしてくださり、いろいろありがとうございました。食べ物飲み物を持ち寄ってくださったみなさんにも感謝! こんどは十分熟成したものを(コラ

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