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2012年5月

2012年5月26日 (土)

いただきもの2冊

なんだかんだで5月も下旬ですが、最近立てつづけに師匠の門下生仲間であるKさんからお訳書を頂戴したので、ご紹介。

こちらは宇宙の図鑑ですが、イラストがとてもよく工夫されていて、その工夫のしかたがたとえば風鈴のなかに星雲を閉じ込めたり、Tシャツに星の一生を描いたり、脈絡のなさがかえって子どもの興味を惹きそうでいい感じ。しかも著者・監修者ともちゃんとした専門家で、監修者のジャクリーン・ミットンは僕が十年以上愛用している『天文小辞典』の著者でもあります。

もう一冊も、Kさんでやはり天文もの。

なんともインパクトのあるタイトルで、一見したところ近ごろはやりの和ものミステリかと思ってしまいそう。だがじつは、冥王星降格騒動を起こした張本人の研究者が一連の事実を語った顛末記なのです。持ち込みで実現した企画らしく、Kさんお見事。同じ科学書でも、ヒューマンドラマの要素が濃いものは俄然面白いので、僕もやりたいところ。その点、今やってるのはちょっとつらいなあ。いかん、愚痴モードになってしまった。いや、すばらしい本ではあるんですけどね。

以上、いただきもののご紹介でした。

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2012年5月21日 (月)

金環食見ました

「自分が住んでいるところで金環食が見られるなんて夢のよう!」と子どものころから楽しみにしていた日がついにやってきた。

しかし、前日の天気予報は微妙。関東南部は太平洋上の低気圧の影響で雲が押し寄せる感じに。一生に一度みたいなイベントをちゃんと見せてあげようと母と伊豆某所で見る予定だったのだが、夕方に着いてからネットの予報を再確認して、いくら晴れ女の母でもこれを晴らすのは無理かとあきらめ、神奈川北部の僕の家へとんぼ返り。

翌朝4時半に起きて、場合によっては晴れ間の多そうな甲府あたりへ移動することも考えたが、朝の雲予報を見て、また5時前に上りはじめた朝日と青空を見て、踏みとどまる決断をする。

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ところが6時すぎには東から南にかけて厚い雲が覆いだし、欠けはじめの太陽はまったく見られず。おまけにぽつぽつと雨も降り出して絶望的な状況に。

そして迎える金環の時刻(7:30)。

ツイッターで東京などの知人が雲間に見える報告をするのを恨めしく思いながら、もはやこれまでかと思った7:32ごろ、奇跡が起きた。

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雲間にかろうじて金環の姿が。日食レンズでは見えず、肉眼でもまぶしくないぐらい。わずかな切れ間に夢中でシャッターを切る。あ、言い忘れていたけど、今回はデジカメもっていないので、昔天体写真を撮っていた銀塩用一眼レフニコンFMに200mm望遠レンズをつけ、ND400フィルター2枚をアマゾンで購入してフィルムはISO100で挑んだ。機材全景はこんな感じ。

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そんなわけで、わずかなチャンスに必死で絞りやシャッター速度、さらにはフィルターを外したりつけたりしながら撮ってなんとかこの程度は。。

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そして短い金環も終わり、あとは元の姿へもどっていく。

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途中から完全に晴れて、NDフィルター2枚使いになっている。

以上、わが家からの金環食観測日記でした。ヘタなりにがんばったと思います^^)

ちなみにピンホール投影でこんなものも用意したのですが、薄曇りだったし、撮影に大わらわだったしで、出番がありませんでした。

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うまくいけばこうなったかも^^)

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(部屋の丸管蛍光灯を映しています↑)

ともあれ、薄雲で光量が絞られたからこそ天空にはっきり浮かんだ白い環と黒い影の太陽は、本当に神秘的なものでした。宇宙的な偶然に感謝。

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2012年5月14日 (月)

ごちゃっとした話

春のきのこはそろそろ終わりです。GW中も、巨大なキクラゲやアミガサタケの群集やヒトヨタケの大群集や不明の大型菌の大群生に出くわしたりしておりました。

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アミガサタケも定番のクリームシチューのほか、味噌焼きに挑戦しましたが、味噌焼きは一度茹でたせいか水っぽさが残りいまいちでした。

それにしてもアミガサは何を基準に生えるのかわからない。ツイッターでも桜や銀杏のほか、アジサイやツツジ、何もないところなど話題になりましたが、私もほかにアオキなどの根もとに発見。

連休の最後には、一足早い母の日にして、熱海と沼津へ連れて行きおいしいものを食べてきました。写真は山中城址と沼津港から見た富士山。快晴でとてもいい行楽日和。

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最後にちょっとご報告を。

5/10に発売になった『WIRED (ワイアード) VOL.4 (GQ JAPAN2012年6月号増刊) [雑誌] 』で、「THE BIOLOGY BIGBANG! WIREDの未来生物学講義」と題した特集が組まれています。ツイッターのフォロワーでもある若き生物学者さんの書かれた本編記事は読みごたえがあってすばらしいです。高度な話をポップに伝える見事な腕前。そんな特集の最後に「生命科学本:翻訳者買いのススメ」と題して私も4人のなかに滑り込ませていただきました。拙訳から4冊と、私のお薦めする拙訳以外の本を1冊、紹介しておりますので、他の方々ともどもよろしければご覧になって下さい。

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