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2011年8月

2011年8月28日 (日)

雨後のキノコ

金曜は、午後にとんでもないどしゃ降りがあった。ちょうど講義の日なので駅前の床屋に寄って行こうと思い、家を出るころは遠雷こそすれ、まだ降っていなかった。それが5分ほどしてぽつぽつ降りはじめ、傘をさしたら次第に雨脚が強くなり、面白いことに10メートルほど先に雨脚の境界が見えるようなのを何度も経験。ぽつぽつ降りと大粒のザーザー降りが目の前で区切られているのだから、変なものだ。しかも雷もどんどこ落ちているものだから、こわいこわい。やがて駅前に着くころにはバケツをひっくり返したような雨になり、ズボンはびしょびしょ。傘をさしているのに湿気と汗でシャツもぐしょぐしょになった。そんな状態で入った床屋さんには申し訳ないけど、せっかくそのために早出したので髪を切ってもらう。

あとで知ったのだが、その日この地域では時間雨量95ミリという観測史上最大を記録していたらしい。電車が止まったりバスが水没したりした都心でも50~80ミリだったというから、実はとんでもなかったのね。それでもこちらで被害は聞いていないから、台地の強みなんだろうか。

今期最終の講義を無事終えて、あとで生徒のTさんふたり(どっちもイニシャルがTなので^^)から、もうひとりの元生徒のKさんとの共訳書ができたとのことでいただいた。

脳をコンピュータにたとえるという話はよく聞くが(そして、実は今では多少古くて、脳はミニ脳が網状につながりあったインターネットのようなものと言われているが)、単細胞生物やタンパク質もコンピュータのような計算ができるのだという。そんな興味深い話を書いたデニス・ブレイという人が、実は『細胞の分子生物学』などのテキストにも著者として名を連ねていると「訳者あとがき」で知って驚いた。そりゃ内容の信憑性は高いし、きっと説明もうまいと思うよ。面白そうな本をどうもありがとうございました。

ちなみにこのタイトル、どこかで聞いたことあるよなと思ったら、ルーディ・ラッカーのSFにも同題の本があった。かれこれ20年前の本だが、SFの先進性というべきか。

土曜は雨もあがったので、ノマドワークがてら公園のきのこ見物。と、家を出ていきなり下の庭にマンネンタケが! まだ若いが、桃の木の根元に生えていた。いわゆる霊芝として漢方薬になるやつです。

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公園はやはり、雨後のタケノコならぬ雨後のキノコ状態。

ハラタケ科のなにかがこんなことに。

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ハリガネオチバタケも落下傘部隊の大量降下のよう。

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蝉の脱け殻も大量に散らばっているので、思わずお絵かき。

ケクレは夢のなかで6匹の猿がしっぽをつかんで円を描いているシーンが出てきてベンゼン環を思いついたという(ほんとかどうかわからない)逸話があるけれど、それを蝉の脱け殻でやるとこうなります。

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それに1個メチル基がついて、トルエン。

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さらにメチル基が2個になって、つく位置によってオルトorメタorパラキシレン。

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ええい、いっそこれでどうだ、とトリニトロトルエン! いわゆるTNT爆薬です。

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遊びすぎましたorz

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2011年8月17日 (水)

孵化は失敗?

先日持ち帰ったタマゴタケの卵。去年に続き今年も孵化を試みたのだが、どうも失敗した模様。

8/14 17:09

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8/15 17:52

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8/16 15:41 (ここまでは順調だった)

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8/17 23:01 (昼過ぎに見たときからなんだかしわしわで元気なくなってた)

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水を足しすぎたかなぁ。むむむ。

あと、日曜に食べきれなかったタマゴタケは、月曜に生姜焼きの具にしておいしくいただきました。タマゴタケは、洗わずにツボに濡れティッシュを巻いて袋に入れ、冷蔵庫にしまっておくと1~2日もちます。

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2011年8月14日 (日)

真夏の菌輪

世の中は盆休みらしいけれど、いつもどおり仕事。私はブレない。

とはいえ昼間は暑いし電気代節約ということで、ノマドワーク。その帰りに、瑞穂町のニオウシメジを見に行けない憂さ晴らしに、たいして期待もせずに久々のタマゴタケスポット3へ。

腰を抜かすかと思った。タマゴタケとイグチ(ムラサキヤマドリタケ?)がダブルで菌輪を形成している! タマゴタケはちょっと盛りを過ぎたものが多いが、立派なのも残っている。

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菌輪はこれでは見にくいが下から上の木の根元過ぎまで1/3円弧ほどできている。

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一部を拡大して見やすくすると

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あと、先月Fさんとムラサキヤマドリタケを見つけたポイントなので、おそらくこれもそうなのじゃないかと思うが、どうでしょうか?

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菌輪の一部はこう

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管孔はこんな状態。

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別の場所でこんなのも見つけたが、こっちは傘も柄もはっきり紫が残っていて、こちらこそ本家ムラサキヤマドリ?

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さらにこんなイグチもあったが、すごい濃紺。なんじゃこれ?

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あと、最初の斜面の下方にキタマゴタケらしき群れも発見。

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これ、キタマゴですよね?薄いけどヒダ黄色いし。一応傘のふちに条線あるし。

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さらにこんな白い(わずかにクリーム色がかった)テングタケも。イボのある傘は、蝋を塗ったようにテカテカしている。何でしょうか?

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それから、これもテングタケ科だが、傘の表にかすり模様が入っている。なんだっけこれ?

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その足でポイント1へも行ってみたら、こちらも1/2菌輪状態。左上の木の枝の先あたりから、木の枝をちょうど右下へ延長したあたりまで、半円ができているのがおわかりでしょうか?

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今日の収穫。赤いのは全部タマゴタケ。右上にキタマゴタケとムラサキヤマドリらしきもの。右下はかすり模様のテングタケ科。

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お約束の、タマゴタケの卵から飼育も開始。

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そして今晩の料理はごまだれ冷やし中華の具にタマゴタケを使用。

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あとで温泉卵も落としてみました。録画の女子バレードミニカ戦を見ながら食べましたが、ちゅるりとした食感がうまかったです。でもまだたくさんタマゴタケ余っている。夏は傷みが早いから困ったものだ。

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2011年8月 8日 (月)

でびゅ~?

今日は恒例の師匠を囲む納涼会。秋葉原の和食屋で午前11:30開宴といういつもどおりの昼飲みだが、今回は二次会から参加というYさんがみずから立てた企画が……。

一次会終了がまだ真っ昼間の2時だし、僕も今回は仕事が忙しいので夜まで付き合えないということもあって、秋葉原という場所柄、いっそメイド喫茶なるものへ行こうという話になったのだった。ただでさえ勇気が要るのに、参加者は僕以外全員女性ということで二重の恥ずかしさを予感したが、こんなことでもないと二度とチャンスはないと思い、企画にのったのである。

当初の企画時には、予定参加者は4名。ところが前日に新婚のHさんが旦那さんを連れてくると連絡。た、助かった! これで白一点ではなくなる! と大喜びした僕。それから当日朝にOさんがお子さまの発熱で二次会をパスされることになったが、一次会で新たに女性ふたりを誘って総勢6名に。

Yさんが「初心者向けにコアでないところを選んだ」と言ったとおり、そのお店はウサギをモチーフにしたコスチューム以外は、内装も比較的落ち着いて、ソフトな雰囲気。またふだんはメイド服なのだが、今は納涼特別期間ということで店員さんの多くは浴衣を着ていた。たまに盆踊りのオリジナル曲が流れると、その店員さんたちが座席をまわりながらかわいらしい振り付けの踊りを披露。それ以外のときも彼女たちの歌を吹き込んだCDがBGMで流れているのだが、よく聴くと選曲が変。『およげたい焼き君』とかいったいいつの歌だよ^^)

それと、オムライスを頼んだHさん夫婦には、噂に聞くあのケチャップで絵を描くサービスが。犬の絵とピカチュウの絵でしたが、お客さんの要望に応えるには、何を言われても描ける絵心が必要なのではないかと。――と言ったら、だれかが「かわいければヘタでも許しちゃうのよ」と。なるほどそうか。

仲間内でぺちゃくちゃしゃべる話題に事欠かなかったから、あまり店員さんとからまなかったが、あっという間の75分だった(時間制限があって、それ以上いたければ新たに飲食の注文を入れるシステム)。

「人間界へお帰りで~す」の声に導かれて店を出ると、外は猛烈な雷雨。思わずウサギ界へ戻りたくなったが(笑)、すぐに止むだろうと同じビル内のサイゼリアでお茶をした。急な雨のせいか、そのサイゼリアも混み混みだったけれど。

かくして夕食前には帰宅し、仕事を始めたわけだけれども、このところの寝不足と、体のだるさと、半日お出かけの疲れとで、思うように進まず。ああ、人間界で生きていくのはつらいのであった。。メイド喫茶、店員さんもあれだけ頑張っているんだから、こちらも乗らないと失礼だと思っていたが、それ以上にあれは客自身にとって日常からの逃避の空間でもあったのだなあ。変に斜に構えるのでなく、非現実を非現実として素直に楽しむという、ディズニーランドのような味わい方をしないといけないのだと思う。

何を言ったところで、とにかく仕事をするしかないことに変わりはないのであるが。

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