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2011年6月 6日 (月)

知人の個展やら、休暇やら

金曜日、講義の前に阿佐ヶ谷で開かれていた知人の個展を見に行ってきた。知人のMさんも在廊で、1年ぶり(?)にまた話し込む。作品を見に来たのにどうしても地震や原発の話になってしまうのは困ったものだ。初めて作品が一般の人に売れたと嬉しそうにしていた。僕も飾ってあるのとは別に売っていたきのこのブローチが気に入ったので、購入。ベニテングタケをちょっとサイケにした感じで可愛い。柄(え)の微妙なねじれがまたチャームポイント。

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個展は残念ながら土曜日で終わってしまってるけど、一応、知人のブログにある案内をリンクしておこう。人間や動物やへんてこな怪獣やらがふわふわの立体感をもって箱庭のような世界を形作っている不思議な作品たちです。

http://madozukin.exblog.jp/16261154

そして土曜日の午後から日曜にかけては、5か月ぶりの休暇をとって信州へ。土曜は諏訪湖畔に宿をとって、地酒で乾杯。

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これは御湖鶴。ほかに麗人など。この近辺は真澄などもあって酒蔵の町なのだ。宿に着く前に寄って買おうと思ったのだが、残念ながらすでに営業時間外で、翌朝も開く前に移動してしまったので買えずじまい。

日曜は、以前から目を着けていて晴れたらぜひ行きたい場所があった。高遠近くの鹿嶺高原。急峻な林道を上りきった標高1800mのそこは、なんでも360度の眺望だというから、わくわくして朝イチで出かけて、国道152号を南下し、林道の入口にたどり着いたと思ったら、なんとこの看板。

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全面通行止――キャンプ場が開く6月中旬まではだめということなんだろうか? ああ、大ショック。そうそう来られる場所でもなく、年休10日の僕にやっとチャンスが訪れたというのに。。それに、高速休日千円も今月中旬までだしね。看板の前で呆然と立ちつくしながら、先日ツイッターでKさんから教えてもらい、興味をそそられていた中央構造線博物館が頭に浮かんだ。大鹿村なら、このまま152号をひたすら下ればいい。

というわけで、途中のパワースポットで人気の分杭峠には目もくれず(こんなど田舎なのに麓のシャトルバス乗り場には何十人も人が待っていた)、博物館へまっしぐら。

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まるでグリニッジ標準時線みたいに中央構造線が引いてあるw(もちろんここまでクリティカルに分かれてはいないはずだが、まあ遊び心だろう。ほんとは、ここを境に展示してある岩石が変わるという意味にほかならない)

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驚いたのは、学芸員の方の親切さと熱心さだ。入館するなりいきなりほか5人ぐらいの客とツアーを組んでくれて、廊下とひと部屋の展示室で合わせて1時間ぐらい説明してくれた。それも、わかりやすいうえに楽しく、中央構造線と糸魚川線とフォッサマグナの違いから入り、日本列島の成り立ちと今後、東日本震災で何が起きたか、などなど、展示物を自分で見るだけではつかみきれない全貌をざっくり把握することができた。日本って、中国大陸から離れていったとき、真ん中で折れて開いていったのね。その真ん中の隙間に堆積して隆起した部分がフォッサマグナなんだって。それと、学芸員さんはJRのリニアトンネル計画にもおかんむりだった。なんでも大鹿村側の出口が、地層が複雑にねじれた場所で、東海・南海地震が起きたら必ず崩落して出口が埋まるそうな。げー。

それから近くで食事。鹿肉のサンドイッチやら手打ちのそばやら旨し。そのまま道を進むと大池高原なる場所があって、例年ならそろそろ青いケシの花が見頃になるそうなのだが、今年は遅れていてまだだった。でも、標高1450mの静かな池もよかったよ。いい具合に湿っていたのに、残念ながらきのこは見つからなかったけど。

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あとはもう、帰りを気にしないといけない時間になったので、中央道の松川インターに4時ごろのって、日曜の上りの大渋滞をいつもの手段にもうひと工夫したやり方で回避して、某所で地産豚に姿形のわかるポルチーニのソースがかかったソテーなど食しつつ、9時15分前ぐらいに帰宅。休暇を十分堪能したが、さすがに疲れたのでほとんど仕事をせずに寝た。さあ、今日からまた仕事がんばらないと。次のヤマも大きいぞ。

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コメント

信州でリフレッシュ、いいですね~!

中央構造線博物館は初耳です。
確かにグリニッジみたい。東西日本を股にかけた写真は撮られましたか?
それにしても、リニアのトンネル崩落の危険性・・確かに、げー(笑)ですね。

投稿: yukivani | 2011年6月 9日 (木) 14時36分

そうか、東西を股にかけた写真はお約束だったかもしれませんね~。

リニアの件は、ほかにも水源が失われるなどの問題もあるそうです。そもそも今、莫大な金をかけてリニアを建設する意味がどれだけあるのか疑問ですね~。あれはやはり高度成長期やバブルのころだから描けた夢だったのだと思う。別に新幹線以上速く移動する意味はないのに、ただ技術の進歩を実現したいという飽くなき欲望のため。。

投稿: むらさきしめじ | 2011年6月 9日 (木) 16時44分

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