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2011年4月

2011年4月23日 (土)

アンコウへの哀歌と、アミガサタケの超簡単レシピ

今日、常陸太田の知人からのメールで大洗のアンコウの店が津波で流されたと知ってショックを受けた。えええ、震災後に知人と連絡がついたときは、店の人は無事だったみたいって聞いていたのに。。もうあの味、口にできなくなってしまったんだろうか。ほかにない味噌仕立ての鍋は最高だったのに。ううう。ちなみに今年1月に行ったときの記事はこれ↓

http://sake-kinoko-monokaki.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-b1f2.html

今年は3月に忙しくなりそうだからと珍しく1月に行ったのだが、まさかそれが食べ納めになろうとは……。

それと、話は違うが、ツイッターできのこライターの堀博美さんに僕が見つけたアミガサタケの食べ方をご紹介したところ、大好評をいただいてしまったので、調子に乗って(笑)ここに公表してしまおう。

といっても、調理法は至って簡単♪ ゆでたアミガサタケにオリーブオイルを垂らすだけ。たったこれだけなのに、口に入れたとたんオリーブオイルの香りが一気に広がって、近所の公園でとったアミガサタケが高級食材へと昇華する。寝酒にワインを飲んでいて、手軽にできるつまみはないかと考えて思いついたメニューだ。ぜひお試しあれ。堀さんは刻んでフランスパンにのせたとおっしゃっていたが、それもまたオツですね。

あと、ゆでたアミガサタケを縦に割って空洞部にクリームチーズを詰めてもこれまたワインにぴったりだよ! 乳製品との相性はもともと抜群だから、空洞を生かす手としてこれまで思いつかなかったのが不思議だ。

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2011年4月17日 (日)

超不作ではあれど、満足

また10日ほど間があいてしまった。

昨日は友人たちと近所で春のきのこ探索。のっけから強い余震で電車が止まって参加者の集合が遅れるなど、波乱の予感を感じさせはしたものの、まずは今回お誘いしたMさんと駅で一緒になってから近くのサイゼリアで昼食。その後到着したFさん父子が合流し、しばしおしゃべりしたのち、まずはF公園へ。

しかしまあ、ここ1週間まともに雨も降っていないので、地面はカラカラできのこの影も形もなし。最近整備された林地エリアに移っても、状況はほとんど変わらず。それでも春の野草が出迎えてくれた。タンポポやらサンショやらノビルやらスミレやら。

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さらに、いきなりMさんが地面にかがみこむと、ひょいとトカゲをつかまえてびっくり。昔マイク・タイソンが鳩をつかまえたときにも「すげえ」と思ったが、トカゲを片手でつかまえるのもすごいよ。

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もはやきのこ探索の目的を忘れそうになっていたそんなおり、ついにFさんが第一アミガサタケを発見。カラカラに乾いていて、落ち葉に紛れてとてもわかりにくいが、でっかいノビルに手を伸ばした「ついでに」見つけたもの。

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その後、結局乾きものしか見つからなかったので、次のポイントへ移動。移動中、Fさんの息子Tくんが「絶対に生えてるとこがひとつあるよ」と言っていたとおり、そこへ連れられていくと、ほんとにあった! 毎年必ずここで見つかるからと覚えていたらしい。それにしても、この悪条件でも生えていたのはたいしたものだ。

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そのあたりは斜面に桜が並んで生えていて、ハルシメジもよく見つかる場所なのだが、今年は皆無。それから一縷の望みを託して、そばの大きな公園へ。巨大アミガサタケのシロではあるが、いつも少し遅めの4月下旬に生えるところなのでいちかばちかだったが、かろうじて干からびた小型菌を発見。これが本日初の僕の発見となった。

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これではひとり1個もゆきわたらないので、最後に、2週間前にピークを迎えていたトガリアミガサタケの狩り場へ案内する。なんとかまだそれなりの数が残っていた。

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結果的には、ここでずいぶんとれたので各自のおみやげは十分にゲットできた。初参加のMさんに手ぶらで帰らす羽目にならず、ほっとした~。Mさんはここで本日最大級のものも見つけられたし(写真を撮らせていただいたのだが、暗くてうまく写っていなかったからここに載せられず残念)。

その後、日も暮れたので所用のあるMさんを駅へ送り届け、残る面々でいつもの居酒屋へ。しばらくしてFさんの奥様Mさんも合流して、おいしい日本酒を飲み倒しましたとさ。福島の写楽やら、青森の田酒やら、宮城の浦霞やらも飲んで東北も応援。

以上、きのこ的に条件が劣悪ななか、一緒にお付き合いくださったMさん、Fさん一家のみなさま、どうもありがとうございました! 楽しかったです!

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2011年4月 5日 (火)

アミガサタケのさらなる可能性

昨日は純和風食材として利用したアミガサタケだが、今日は同じマグロを使いながらジャンクなうまさを追求してみることにした。名づけて、きのこと青物野菜のツナフレーク丼。

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きのこはエリンギもこっそり加え、レタスとアスパラのほか、わかめも使用。これにツナときたら、やはりかけるのはサウザンアイランドドレッシング。ドレッシングとツナの油がアミガサタケにも合う。結構いけるよ。

あ、昨日もそうだが、どんぶりがラーメン用なのは気にしないでほしい。

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2011年4月 3日 (日)

訳書『ミトコンドリアが進化を決めた』修正個所を公開

ありがたいことに、ニック・レーンの前作『ミトコンドリアが進化を決めた』の第10刷増刷が決まりました。そこで、先日自分で参考に読んでいて気づいた修正を反映することにしましたので、本ブログでも公開しておきます。右下の「ウェブページ」の項目をご覧下さい。flightの意味を「逃走」にしたほうが動物全般に当てはまるので正しいと気づいた次第です。

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図書館の被災とアミガサタケの新たな可能性

昨日は、遅れて彼岸の墓参りに行ってきた。本当は3/12に予定していたのだが、前日に地震が起きてパーになっていたのだ。ガソリン騒動も収まり、湾岸線の損壊工事も終わり、原発の状況もここ数日で大きく悪化する可能性は低い状況になったので、ディズニーランド閉園などで渋滞も少ないうちに行くことにした次第。結果、案の定いつもより早く帰ってこられたし、途中で温泉に入ったり、母をおろした駅の近くに住んでいる先輩の家に立ち寄ったりする余裕もあった。Aさんと奥様、急に声かけてごめんなさいね。

そして今日、久しぶりに行った市立図書館で驚きの事実を知った。

震災の翌々日に行ったときには、3日ほど臨時休館すると書いてあった。さらに、震災前に借りた本を返しに先日も夕方6時ぐらいに行ったら閉まっていたので、「あれ、また臨時休館かな」と思っていたのだが、今日は昼間に行って、異様な雰囲気になっていた。入口は開いているのだが、そばのカウンターまでしか行けない。フロアは暗い。職員に訊くと、なんでも震災で地下の書庫がめちゃめちゃに倒壊したうえ、建物にもひびが入ったので、当分は復旧の見込みがなく、返却業務しかできないとのこと。建物がだめなら1か月や2か月でどうにかなる問題でもないらしい。

どひゃ~、これは参った。市内にはほかにもふたつ三つ図書館は(ほかに公民館図書室も)あるが、ここはメインの図書館なので、古い資料の大半が集中している。仕事の調べ物では古い資料にあたることが多いので、かなり痛い事態だ。今後は隣町まで行く手間が増えるかもしれない。う~。。

まさかうちの市内でもこれほどの被害が出ているとは思わなかったとブルーな気分になりながら、その気分を紛らわそうと、また例の場所へアミガサタケを探しに行く。

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相変わらずたくさん出ていて、これなど5本群生している。ただ今年は大型菌が少ない印象。中型のままてっぺんに穴が空いてひからびているものが散見される。Fさんが言うように雨が少ないせいかもしれないし、ふだんより寒いせいかもしれない。

ともあれ、今日の収穫はアミガサタケの常識(乳製品と相性が良い)を破る食べ方に挑戦してみた。

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海鮮野菜丼とでもいおうか。ごはんに100g98円のビンナガマグロの刺身をのせ、ゆでたアミガサタケとアスパラと明日葉、それにトマトをちらし、海苔を添える。そうして味ぽんをかけまわす。これがなかなかうまい。アミガサタケのあっさりした食べ方として、ぜひお試しあれ。

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