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2011年2月

2011年2月28日 (月)

日常にひそむ化学とその限界について

スーパーでイチゴを買う。

透明なプラスチックのパックに入って、398円とかで売られているあれだ。だがもちろん、イチゴは均等な大きさではないし、グラムを量って入れているわけでもないから、見た目も中身もいろいろある。みなさんは、そのなかからどういう判断をして買っているだろうか。

食べ甲斐のあるイチゴが好きという人は、なるべく大きい粒が入ったパックを選ぶかもしれない。でも僕の場合、通常なら、同じ値段でなるべくいっぱい食べたいから、小さなイチゴの詰まったパックを選ぶのがセオリーだ。化学で結晶構造を学んだ人ならご存じのとおり、小さいほうが隙間なく詰め込め、たくさん入る。

だが、時としてこのセオリーを破らねばならない事態も発生する。同じサイズのパックに入れられても、高さ方向には厳密な制約がないから、大きい粒のほうが盛りがよかったりすることもある。それに、忙しくてヘタをとるのも面倒なとき、大きい粒のほうが数が少ないので手間が省けるのだ。

今日は、そんな気分だった。

……って書いてるヒマあったら、十分ヘタとれるじゃん。

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2011年2月23日 (水)

のんだ。話した。

奈良から来た後輩のNくんと、5,6年ぶりに酒を酌み交わす。昔よく一緒に飲んでいた、例の店で。事前に声を掛けていたので、Fさんもほぼ時間どおりに合流し、Yは仕事が予定どおりにいかなかったらしく、2時間ほど遅れて来店。ドイツで研究したあいだにヨーロッパじゅうを旅してまわったとか、帰国後に勤務先でごたごたがあったとか、いろんな話を聞きながら、うまい料理とうまい地酒がどんどんすすむ。アカデミズムの世界に身を置きながら、自分のやりたい研究のためにかなり思い切った行動にも出てたくましく生きているNくん、やるときはやるなあ、と感心した。

彼に元気をもらったので、自分もがんばらないと。というわけで、帰宅後はまず確定申告の仕上げをやったけれど、原紙がひとつ足りないので、税務署にもらいにいかないと。

Nくん、ひさびさに飲めてうれしかったよ。またこちらに来ることがあれば誘ってください。だがお互い、酒はほどほどにしようね。それから、忙しいなかお集まりいただいたFさんとYもありがとう! いつもの店でざっくばらんに話せて楽しかった!

さて、もうそろそろ仕事に余裕がなくなってきた。必死こいてやらないと。

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2011年2月15日 (火)

また雪

あれで終わりかと思ったら、昨夜はまた久々の本格的な雪が降った。降りはじめたのは夕方4時半ぐらいだったが、それからの積もるスピードが半端じゃなかった。あっというまに路面は白くなり、スーパーに駐車したものの10分ほどのあいだに窓に積もった雪が、重くてワイパーを動かせなくなるほど。夜にはもうこんな感じ。

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ベランダの手すりに積もった雪を測ったら、8センチあった。これは明日雪かきしなきゃならないかな~と面倒な気分になっていたが、翌日は晴れて気温が上がったおかげで、昼過ぎには道路の雪もだいぶ解けて、雪かきはせずにすんだ。お向かいの家は玄関が北向きなので、家の前を少し雪かきしていたようだけれど。

これで安心かと思いきや、なんか明日あたりもまた冷え込むとか。ここんとこ乾燥した日々が続いたから、降水はありがたい話だけど、雪はもういいよ。いや~雪国の人は余計な仕事が増えてほんと大変だな。頭が下がる。

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2011年2月13日 (日)

また1週間あいてしまったので、生存証明。とりあえずインフルエンザは完治して元気にやっています。

しかし、仕事漬けの毎日が続いているだけなので、とくにブログに書くこともないのだった。まあ社会情勢などは、エジプトでムバラク辞任したり、大相撲で公然の秘密だった八百長が槍玉に挙がったり、いろいろあったのだけれど、論じるとなるとそれなりにエネルギーが要るので、その余裕もなし。ブログの趣旨からもはずれるしね。仕事での疲れを癒すためにぬるい話を書きなぐるつもりで始めたんだから、いいじゃないか。

ああそういえば、昨日一昨日は雪が降ったねぇ。2年振りぐらいじゃないか、積もったのって。近所の公園には、北海道の牧場に点在する干し草ロールのように、あちこちに雪だるまが散らばっている。

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みんな同じ形だけど、だれか四角や三角のを作ろうとか思わなかったんだろうか。あまのじゃくの僕はついそんなことを考えてしまう。

あと、ベランダから見える丹沢の山並みが、うっすら雪化粧していてきれいだ。「なあ、俺って北アルプスに見えへんか?」と丹沢が言っているように思えてならない(丹沢なのになぜ関西弁?)。

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道路の雪はすっかり解けているけど、屋根や日陰にはまだ3センチぐらいの雪が残っている。そしてなんと、同じ市内でも北西部の道路はチェーン規制がかかっているという。合併して市が大きくなるとこんなことが起きるのか。

あ、それと、早川書房の編集Iさんから、『ガリレオの指』の増刷が決まったとのお知らせもいただいた。累計2万部超えは、『パラレルワールド』に続いて2冊目で、正確な部数では『ガリレオの指』のほうがわずかに上回る。刊行後6年以上経っても増刷されるというのは本当にうれしいことだし、一時のブームで終わるような本が多いなか、年月の重みに耐えるすばらしい本なのだと改めて実感させられた。こんな名著の翻訳に携わらせてくださり、Iさん、本当にありがとうございました。

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2011年2月 5日 (土)

復活

一部の方にご心配をおかけしましたが、インフルはほぼ治りました。先ほど、最後のタミフルを飲み終えたところです。

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販売元の中外製薬さん、ありがとう。製造元のロシュの工場の人、ありがとう。原料のシキミ酸を採取する八角を生産しているたぶん中国あたりの人、ありがとう。そのあいだの輸送業者の人もありがとう。おおなんと美しい世界。人はみな支え合って生きているのだ。(タミフルの影響でおつむがちょっと暴走しているようです)

咳とたんが少し残ってるけど、今日は約1週間ぶりに外食。自炊の麺類か買ってきた惣菜ばかり続いていたので、いつもの店のBランチの「チカの唐揚げのサラダ添え」がめちゃくちゃうまかった。

さあ、あとは仕事の遅れを取り戻すだけ。「だけ」ってのが途方もなく大変なんだけども。まあこつこつやるしかないです。千枚の翻訳も一枚からって言いますもんね(謎)。ある意味目の上のたんこぶ的存在だった再校ゲラも病身にむち打ってなんとか金曜着で返送し、あとT社関係で残っているのは「訳者あとがき」だけ。ほぼK社の仕事に打ち込む態勢が整いました。あとは翻訳の神様、どうか舞い降りてきてくださいまし。

でも、療養中に確定申告の準備も進めて、株式関係以外はほぼ決算完了。ただ、約1社の支払調書がまだ届いていないんだよな~。メールで尋ねておいたけど、担当者が年賀状の返事もなくて今も会社にいるのかわからないから、直接電話しないとだめかもな。

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2011年2月 1日 (火)

遅まきながら流行に乗りました

はい、インフルエンザの話です。

日曜の晩にどうも喉がいがらっぽいなあと思ったのが始まりで、葛根湯を飲んで寝たが、翌朝にはなんか悪寒がする。体温を測ったら7度5分。インフルエンザにしては微妙な体温だと思いながら、午後に一応医者へ行く。風邪をひいたときにいつも行っている耳鼻咽喉科のクリニックへ行くと、「内科でないとインフルエンザの検査ができない」と言われ、同じ建物のなかにある内科のクリニックを紹介される。これはたらい回しではなく、ほかの医院を紹介するなんて親切なお医者さんだ。結果、その時点ではインフルエンザ検査は陰性。「早期は反応しないことがあるので、このあと熱が8度5分ぐらいに上がったらまた来てください」と言われて、風邪薬と抗生物質だけいただいて帰宅。

帰宅後、仕事を始めようかと思ったが、そのころから猛烈なだるさに襲われて、仕事にならないので寝る。夜になるとぐんぐん体温が上がって8度6分に。ああ、こりゃインフルかなぁ、と思いつつ、悪寒をしずめるためにふとんを何枚も重ねて汗をかいたら、明け方にはだいぶ楽になった。

朝は7度5分まで下がったので、ただの風邪だったのだろうかと思い、再び医者へ行くのを迷ったけれども、まあ一応検査してもらうかとのこのこ出かける。結果は見事にA判定。うん、なんか志望校合格を保証されたみたいでかっこいいよね(違)。A型といっても旧型と新型があるけど、たぶん今流行っているのが新型なので新型でしょうと。そのころには、新型ならウイルスのなかでも変異の少ない「突起の軸」に対する抗体ができるから、ほぼ万能抗体ができてラッキーなのかもしれない、と思う余裕ができていた。

しかし、ほとんど家にいるのにどこからウイルス拾ってきたのか。日曜の昼飯食べた店で隣のテーブルにいた子どもがやたら咳をしていたから、ひょっとしたらそれが感染源だったのかしらん。ともあれ、今はだいぶ楽になっています。タミフルの写真を撮って興奮するほどに。

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しかし、今週中に戻す予定のゲラがあるから、ぼちぼちその仕事もやらないと。

あ、それから日曜日の読売新聞に拙訳書の書評が出ました。評者は脳科学者の池谷氏。僕と同じ感想を抱かれたようで、大変光栄。やっぱ「意表を突く比喩」っすよね。そのおかげか、アマゾンでは200位台まで急伸しています。

http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20110131-OYT8T00513.htm

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