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2010年12月 7日 (火)

忘年会

昨日は業界の忘年会へ行ってきた。毎年友達の輪で人数が増えてきているが、今年は編集者の倍ぐらい翻訳者がいた感じ。ぎちぎちの立食会場から知り合いを探すのもひと苦労で、まるで「ウォーリーをさがせ」状態。いや、ウォーリーは上空から俯瞰できるからまだましか。

そんななかでもなんとかまずは師匠と弟子仲間に会え、そのうちに僕の生徒さんたちも見つかる。せっかくなのでと知り合いに紹介しようとしたが、この混雑では思うようにそれができなかった。とくに編集者にはもっと紹介してあげたかったのに。

僕個人としては、新たに名前だけはよく見ていた同分野の翻訳者の方々と知り合えたのがよかった。そのほかは、エージェントの方からリーディングや翻訳企画で版元とあいだをとりもつのでその際には生徒さんを紹介してほしいなどの依頼。

2時間半という時間も結局あっというまで、話してばかりで食事をする間もなし。そこで、途中、今年度の翻訳書ベスト投票結果発表のときが唯一のチャンスとばかりに食べまくる。でも、みんなが演壇に注目しているときにのっぽの奴が食べ物を漁っている姿はちょっと目立ってしまったようだが。。でもちゃんと話は聴いていたよ。

というわけで今年の投票結果は1位から5位まですべて実用書。サンデル本が圧倒的1位なのはまあ当然として、科学書が一冊も食い込まなかったのは淋しい。リドレーの『繁栄』あたりは文化的視点も入るのでもっと注目されてもよかったと思うが、出版時期が最近なので損をした感もある。また個人的にはファーメロの『量子の海、ディラックの深淵』は決定版ディラック伝として、大部の本を訳された吉田さんに頭が下がる思いだが、投票時に忘れていて入れそこねた。ともあれ、選ばれた実用書の顔ぶれを見るにつけ、世知辛い世の中を生き抜くための知恵とか、自分をアピールする手の指南とか、良い悪いでなく、余裕がなく大きな夢をもてない今の世情を反映しているように思えた。こんなときだからこそ、現実から大きくはばたく鳥の目の視点で幅広い分野の教養をやしなうのもいいと思うのだけど。

会がはねたあとは、参加されなかったT社のKさんが近くで待っていたので、会場の数名に声を掛けて二次会に繰り出す。C社のMさんとはまたきのこ話ができ、会場ではあまりできなかった仕事以外の雑談がたくさんできてよかった。気づくともう終電ぎりぎりの時間。なんとか帰宅したのは1時すぎだった。都心で呑むといつも最後ははらはらするのが残念だ。

二次会の会計時に飲み屋からもらった寿司っぽいおかき。包装デザインだけでも高級感を味わいたくてウニを探したが、人気があるのかもう無かった。

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