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2010年12月

2010年12月28日 (火)

シイタケ3巡目完了

シイタケが立派になったので、

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食べました。3ついっぺんにはもったいないので、1日目は下の大きいのを水炊きに入れて。2日目はさらに成長した残りふたつを

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昨日の水炊きの残りに投入し、ルウを加えてホワイトシチューに。

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シイタケってほんと万能のうまさだな。これで冷蔵庫の野菜もだいぶはけて、帰省時には空にできそうだ。といっても近いのでさっさと戻ってくるつもりだが。

それと、うれしいお知らせ。前々回紹介した訳書『生命の跳躍――進化の10大発明 』の増刷が決まった。やっぱりサンタさんって本当にいるんだ……信じてなくてごめんなさい。

刊行5日後での決定は、前回の『ミトコンドリアが進化を決めた 』のときより早いかもしれない。初版が少ないし、年末年始に身動きが取れないので早めに対処したのだろうけど、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。

はい、では仕事、仕事。今日は仕事納めの人も多いようだけど、遅れている身なのでぎりぎりまで休まない。今度のは内容は難しくないが、日本語で自然な読ませる文章にするのが意外に大変。がんば、自分。(がんばと言えば、行きつけのファミレスでよく話すウェイトレスさんが『ガンバの冒険』を知っていて驚いた。そんな世代には見えないのだが。THIS IS ITの話から今度ヤマト見に行くという話になり、ヤマトといえばハイジの裏番組だったわけで、てな流れで懐かしのアニメに話が行ってそうなったのだけど、それだけ話し込めるほど客がいない店の将来がちょっぴり心配だ。)

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2010年12月26日 (日)

実写版ヤマトを見てきた

え~と、ちょっと恥ずかしいけれど、土曜日に40代中年男4人でキムタクヤマトを見に行った。

客層は見事に30~40代の男女とキムタク目当てかとおぼしき若い人ばかりで、ヤマトなのに子どもがほとんどいないのは、ちょっと異様な風景。だが、内容は期待を10倍ぐらい上回るすばらしいものだった。『3丁目の夕日』などの実写化を見事に成功させた山崎監督だが、さすがにヤマト実写化の話を聞いたときには、「これはやめておいたほうが……」と思ったものだった。しかし、やはりさすがと言うほかなく、白組のCG映像は芸術的写真のような筆舌に尽くしがたい美しさで、ストーリーも「ファーストヤマト」と「さらば」を大胆にブレンドしたような改変をおこない、石津嵐版ヤマトの設定も利用して、ヤマトの集大成ともいうべき、古来のファン感涙の仕上がりになっている。加えてすばらしいのが、ヒューマンドラマの部分。アニメでは薄っぺらに感じられた人間関係だったが、内面の葛藤や悲壮感、わずかな希望のなかで揺れる乗組員の心情と古代の成長ぶりが、緊迫した状況のなかで濃密に描かれている。これは残念ながら西崎氏にはとうてい不可能だった部分だ。

先日ツタヤで借りて見た復活篇のほうは、これを見たあとでは忘れてしまいたくなる。ひとことで言って、復活篇は、「3つの不在」が致命傷となっていた。ひとつは女神の不在。戦いを好まず無償の愛を捧げる女神は、今までのアニメのヤマトに共通して現れていた存在で、それがヤマトをただの戦争映画とは一線を画す役割を果たしていた。復活篇の登場人物や民衆はみな血気盛んで積極的に戦おうとする者ばかりだ。ふたつめは、名セリフの不在。ヤマトといえば、こんな本(→『宇宙戦艦ヤマト 愛と勇気の金言集 ヤマトことば』 )が出るほど、味わい深い言葉の宝庫だった。「地球か、なにもかも皆なつかしい」「技師長、あわてず急いで正確に頼みまっせ」など、多くの人の記憶に残っているはずだ。そんな言葉が復活篇には皆無で、台詞が平板なものばかりだった。最後に、規律の不在。これは今の時代を反映しているのだろうが、若い乗組員が自由に行動しすぎて、目に余るものがある。上司の命令を無視したり上司と友達感覚で付き合ったりする態度は、見ていて気持ちの良いものではない。まあそんな感じ。

実写版鑑賞後は、I氏の奥様やF家のMさんとTくんも合流して、日本酒自慢のいつもの店で忘年会。楽しく語って、おいしく飲んで、気づけば終電近く。帰るのが面倒になったし、F家の秘密の隠れ家へのお誘いも魅力的だったので、そのままF家と翌日まで。Fさんたち、本当にお世話になりました。文字どおりメリークリスマス(楽しいクリスマス)でした。

あ~なんか今日は読者にひかれてしまうような記事を書いちゃったかな。

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2010年12月24日 (金)

イブのどさくさにまぎれて

シイタケは順調に育っています。

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12/23

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12/24 ←イマココ

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イブの晩餐には間に合いませんでしたが、元気に育っていてなにより。

それから、イブのどさくさにまぎれて先日出た拙訳書の紹介もしちゃいます。

前著『 ミトコンドリアが進化を決めた 』で一躍、当代屈指のサイエンスライターの名声をものにしたニック・レーンが、今度は生命進化に飛躍をもたらした10の革命的「発明」を独自の視点で選び、それぞれ1章をあてがって深く掘り下げています。最新の研究成果を紹介しながら大胆な自説も交え、それらを有機的に結びつけて説得力のあるストーリーに仕立て上げるその手腕たるや、舌を巻くばかり。『繁栄』でも話題のあのマット・リドレーをして、「チャールズ・ダーウィンが墓から蘇ったら、私はこの好著を読ませて知識のアップデートをさせる」と言わしめました。

さらに注目すべきは、その緻密な論理のみならず、気品漂う巧みな表現力。細胞分裂による染色体の動きを、「華麗なガボットを踊ってから、舞台の両袖にさがっていく」などと言い表した科学者がかつていたでしょうか? 濃密な知識のバックグラウンドをもとに、虫の目、鳥の目、魚の目の多彩な視点を使い分けながら優美に綴ったエキサイティングな生命観を、この冬どうぞご堪能あれ!

さて、今年もサンタさんはうちを華麗にスルーするのかな~。きっとお忙しいでしょうから、イブじゃなくていいんで、増刷ってプレゼントを期待してます。よろしく、サンタさん。

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2010年12月21日 (火)

雑文

なんだかんだでいつの間にかブログを1週間以上放置していました。まあ珍しいことじゃありませんが^^)。

今日、T社のゲラをチェックし終えて返送し、ひといきついたところ。次の仕事の合間にやろうと思っていたのに、ここ1週間は結局ずっとこれに専念していた。読むだけでも結構時間がかかるということは、見かけ以上に分量があるようだ。表記は出版社によっていろいろ方針があるものだが、「~し続ける」や「~し始める」というのはどうもひらがなにしたいところだよなあ。今回は読み物というより文字の多い図鑑(あるいは図鑑っぽい教科書)の色合いが濃いので、まあ強くは主張するまい。

さて、あとはそうだな、先週の土曜にふらりと近所の宇宙研へ寄ってみた。

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はやぶさブームも去ったし、肝心のはやぶさ等身大模型やイカロスの帆もよそへ貸し出されている最中だから、見学者もほとんどいない。でも、新たに設置されたはやぶさカプセル断面模型や、あかつきの模型と先日壊れた可能性が指摘されているセラミックスラスタなどがあり、なかなか見甲斐はあった。

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またその足で、向かいの博物館にも立ち寄り、図書のコーナーにこんなものを発見。

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厚さ10センチ以上もあり、日本にゆかりのある名前ってこんなにあるのね。名前を見ていても結構面白い。ゲイシャという名はドイツ人が命名したらしい。かなり古いものだが、それを知った当時の日本から侮蔑的だと抗議がなされたという。ところが実は、『芸者』というタイトルの戯曲からとったものであることがわかる。そのへんの経緯が事細かに記されていて、なかなか興味深い。命名理由を説明されてからも、「日本では無名な戯曲なのになぜ?」など、さらに詮索する人もいたようだ。これ、面白いからまた読みに行こうかな。

最後に、今日、うちの台所でまた新たな命が芽生えたので報告しておこう。

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そう、カビにやられた菌床から3巡目のシイタケが生えてきた。がんばってるな~。大きくなれよ~(包丁を研ぎながらw)。

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2010年12月13日 (月)

Good News and Bad News

日曜日、某インスタント食品会社から株主優待が届く。相変わらずどでかいケースに子どものおもちゃ箱のように詰め込まれている。半年でこれだけくれるのはうれしいね。しかも配当は別にもらえるし。今回は食品とカレンダーのほか、社長の著書とキャラクターグッズも入っていた。著書はまあそんなにうれしくはないが、グッズは「はしるひよこちゃん」といってかわいらしい。

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土台の卵の殻に車輪がついていて、マグネットで付いている上のひよこをはずして車輪を逆回しにするとネジが巻かれ、再びひよこを差し込むとテーブルなどの上を勢いよく走る。

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まさに「チキンレース」です。

それと、先日Nさんからお歳暮でいただいた山形牛を、どうしても食べたいとわざわざやってきた母とすきやきにして食べた。いやもう、手で千切れるようなやわらかさで脂ものっていて至福。Nさん、いつも本当にありがとうございます。

ここまではgood news。しかし、一方で愛車のヤマト号についてのbad newsが。1週間ほど前から、運転中にチョロチョロと水が流れるような音がしだしていた。去年のラジエータ破裂の惨事の経験から、これはどうも冷却水の不足が原因と察しが付いた。ボンネットをあけてみると、やはりタンクにほとんど残っていない。オートバックスに行って、補充液を購入して適正レベルの上限ラインまで加えたのだが、なんと翌日にはもう3分の1ほど減っていた。これは明らかに漏れている。よくみると、ボンネット底部の一部に濡れたあとが。

そこで今日、朝に母を駅まで送ってから、その足でドック(ディーラーです)に駆け込む。いつもお世話になっている技師長(いや営業の人です)に話すと、冷却液は室内も巡っているから、そこで漏れていると修理費用は10万円以上になると言われる。そ、それは避けたい。11万光年走っている旧式艦とはいえ、それだけ費用をかけるとなると買い換えの文字もちらついてしまうのは事実。だが金はない。ううう、と悩みつつも、まずは診断を依頼して帰宅。夕方に技師長より連絡があり、波動エンジン冷却系のホースが破損していただけで、工賃込みで2万6千円ほどで済むとのこと。比較的軽微で助かった。ありがとう、技師長。ヤマトはまだ大切に乗るよ。

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2010年12月10日 (金)

ハンドベルってすごい!

生徒のTさんがたまたまうちの近所でハンドベルの演奏をすると聞いたので、それはぜひ見なければと行ってきた。

駅前の歩行者デッキでのクリスマスツリーの点灯式に呼ばれたらしい。演奏は式の最初と最後なのだが、せっかくなので両方見る(聴く)ことに。会場に着くと、もう別の生徒のTさん(うわ、両方Tさんだ。じゃあ名前も含めてTKさんとしよう)が来ていた。午前の仕事を終えてからそのまま来たので、3時には着いていたという。1時間半以上も時間をつぶしていたのか!

TKさんと雑談していると、いよいよ式が始まる。演奏するメンバーが風よけのテントのなかに並び、Tさん(ええっと、こちらはTTさん)はかわいらしいサンタ帽をかぶっている。そこで司会の方からの紹介を耳にして初めて、メンバーの先生が日本人で初めてカーネギーホールでハンドベルを演奏したという第一人者だと知る。そんな人の教え子なんて、すごいよTTさん。

紹介が終わって、ついに演奏が始まる。「もみの木」などの定番クリスマスソングを3曲。へえ、曲調によって使うベルのタイプを変えるんだ。芸が細かいな。高らかだけど優しい鐘の音が心地よい。何人もの人が一糸乱れぬ動きで流れるようなハーモニーを奏でるのは本当に見事だった。先生が第一人者でも、ひとりで演奏するわけじゃないから、チームのみんながうまくなければいけないんだよね。

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式冒頭の演奏が終わり、休憩に入ったTTさんから楽器を見せてもらう。ベルを鳴らす棒は内部で一方向にしか揺れない仕組みになっているから、片手にふたつベルをもっても、ふたつのベルの振動方向が直交するようにもてば、手の振り方で片方のベルだけ鳴らすことができるのだという。へえ!

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その後、式の最後の演奏までのあいだ、TKさんとそばの商業ビルの喫茶店で時間をつぶす。外が暗くなってからは、ビルの上階に巨大ツリーがあるのも見に行った。本物の木ではないが、5階から8階までの吹き抜けにででんと鎮座する姿は圧巻だった。

やがて市長の挨拶が始まるころに再び外に出ると、日が暮れて風も出てきて、猛烈に寒くなっていた。そのせいか市長やお偉方の挨拶も短めに終わり、いよいよツリーの点灯。カウントダウンとともに市長らがスイッチを押し、広場中央のツリーに青や緑の明かりがともる。なんでも風によって点きかたが変わるらしい。

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点灯と同時にハンドベル演奏も開始。今度はさらに複雑な演奏で、ベルをテーブルに押しつけたまま鳴らして音をくぐもらせたり、指で直接棒をはじいてベルを鳴らしたりして、音にさまざまな変化をつけている。ハンドベルってこんなにいろんな可能性を秘めた楽器だったんだ――。いやもう、目から鱗でした。

演奏が終わって式が終了すると、なんと目の前のビル(サティ)から店員が出てきてプレゼントを配ってくれた。中身はクリスマス絵柄のお皿。おお、このご時世にサティ、太っ腹だよ。素敵!惚れた! 寒いなかじっと立っていた甲斐があったよ。

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そんなこんなで、あとはTKさんと晩飯を食べて帰りましたとさ。

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2010年12月 7日 (火)

忘年会

昨日は業界の忘年会へ行ってきた。毎年友達の輪で人数が増えてきているが、今年は編集者の倍ぐらい翻訳者がいた感じ。ぎちぎちの立食会場から知り合いを探すのもひと苦労で、まるで「ウォーリーをさがせ」状態。いや、ウォーリーは上空から俯瞰できるからまだましか。

そんななかでもなんとかまずは師匠と弟子仲間に会え、そのうちに僕の生徒さんたちも見つかる。せっかくなのでと知り合いに紹介しようとしたが、この混雑では思うようにそれができなかった。とくに編集者にはもっと紹介してあげたかったのに。

僕個人としては、新たに名前だけはよく見ていた同分野の翻訳者の方々と知り合えたのがよかった。そのほかは、エージェントの方からリーディングや翻訳企画で版元とあいだをとりもつのでその際には生徒さんを紹介してほしいなどの依頼。

2時間半という時間も結局あっというまで、話してばかりで食事をする間もなし。そこで、途中、今年度の翻訳書ベスト投票結果発表のときが唯一のチャンスとばかりに食べまくる。でも、みんなが演壇に注目しているときにのっぽの奴が食べ物を漁っている姿はちょっと目立ってしまったようだが。。でもちゃんと話は聴いていたよ。

というわけで今年の投票結果は1位から5位まですべて実用書。サンデル本が圧倒的1位なのはまあ当然として、科学書が一冊も食い込まなかったのは淋しい。リドレーの『繁栄』あたりは文化的視点も入るのでもっと注目されてもよかったと思うが、出版時期が最近なので損をした感もある。また個人的にはファーメロの『量子の海、ディラックの深淵』は決定版ディラック伝として、大部の本を訳された吉田さんに頭が下がる思いだが、投票時に忘れていて入れそこねた。ともあれ、選ばれた実用書の顔ぶれを見るにつけ、世知辛い世の中を生き抜くための知恵とか、自分をアピールする手の指南とか、良い悪いでなく、余裕がなく大きな夢をもてない今の世情を反映しているように思えた。こんなときだからこそ、現実から大きくはばたく鳥の目の視点で幅広い分野の教養をやしなうのもいいと思うのだけど。

会がはねたあとは、参加されなかったT社のKさんが近くで待っていたので、会場の数名に声を掛けて二次会に繰り出す。C社のMさんとはまたきのこ話ができ、会場ではあまりできなかった仕事以外の雑談がたくさんできてよかった。気づくともう終電ぎりぎりの時間。なんとか帰宅したのは1時すぎだった。都心で呑むといつも最後ははらはらするのが残念だ。

二次会の会計時に飲み屋からもらった寿司っぽいおかき。包装デザインだけでも高級感を味わいたくてウニを探したが、人気があるのかもう無かった。

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2010年12月 4日 (土)

周りは同年代ばかりでした

突然だが、実写版宇宙戦艦ヤマトの封切りに合わせて赤坂サカスで展示されていた15メートルヤマトを講義前に(笑)立ち寄って見てきた。お友だちのMさんと息子のTくんと一緒に。

とりあえず、ライトアップされたヤマトの勇姿をご覧に入れよう。

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いやあ、やはりリアルタイムで見ていた同世代の男女が多かったね~。青少年が多かったら近くによってたかってこんな悠長に写真など撮れないと思うが、30代後半以上がメインだと、みんな心の中では盛り上がりながらも遠慮と気恥ずかしさからか、少し遠巻きに眺めている。

定時になると、波動砲が火を噴きます。

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あと、砲塔はつねに左右に首を振っていた。

すぐ脇に映画で使われた衣装や小道具、戦闘機やガミラス艦・ガミラス人の模型も飾られている。ガミラス艦・ガミラス人はアニメと大きく違っていて驚いた。ネタバレになるといけないので、ここに写真を載せるのは自粛しておこうか。Mさんは、これだと友情が芽生えたり(というのは『さらば』以降の話だが)相手も血の通った人間だという葛藤がなくなるんじゃないかと言っていたが、僕もそのとおりだと思った。デスラーの配役が不明な理由もなんとなくわかる気もする。

ともあれ、映画はやはり観に行かなくちゃね。内容がどうあれ、これはわれわれの世代のお約束というかもう使命だ。

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