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2010年5月

2010年5月29日 (土)

きのこ→仕事→きのこ、の1日

今日は(正確には昨日は)、講義の前にふくさん(+息子くん)と待ち合わせて新宿のペンタックスフォーラムで開催中の、伊沢正名さんの写真展「キノコの世界 ~森の循環~」へ。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100519_367952.html

数こそ多くは出ていなかったが、大判の写真でも極小菌がきれいに写っているのにびっくり、そしてうっとり。国外の、見たこともない色鮮やかなきのこたちも美しかったが、さらに標本写真では飽き足らないとばかりに、夕陽をバックに湖畔にたたずむムジナタケのカップルを、あえて逆光で影にして甘酸っぱいムードを醸し出したり、蜘蛛の巣に散らばるたくさんの水滴に写りこんだ逆景のきのこを複眼のように見せたりと、凝った演出にすっかりメロメロ。

ここ40年間トイレで大をしたことがないという「糞土師(ふんどし)」を名乗る伊沢さんだが、ニュージーランドへ撮影に行ったときには、機中ずっと我慢したのだろうか。遠出するときには排泄の周期を調節すると先日の新聞コラムに書いてあったが、長時間の旅も可能なのかな。なんて話もふくさんとしていた。

そのあと時間があったので3人でお茶してから講義へ向かい、今度は羊毛きのこ師のAさんから、展覧会用に預けていたタマゴタケのたまちゃんをお返しいただく。あとの飲み会のときに出して気づいたのだが、展覧会で和菓子のなかにあったウグイス(の和菓子をまねた羊毛スイーツ)が同梱されていた。たまちゃんに合いそうと言ったのを覚えてくださっていたんですね、Aさん。ありがとうございます。

というわけで、無事帰還の記念に、ウグイスちゃんと一緒に撮影。ウグイスの土台は展覧会の日にMさんからいただいたアンモナイト。時代を超えた作品です。

100529_012641

え、締め切りの迫った仕事はどうしたって? 聞こえな~い。

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2010年5月27日 (木)

火星のオリンポス山は標高2万5000メートルだそうです。

また歳をひとつとってしまった。

Fさんに「後期アラフォー突入」と言われて激しく落ち込んだけど、冷静に考えてみたら、アラフォーは40前後なんだから、後期アラフォーは正確には41歳なんじゃないのか? まあでも誤差だな。

さ~て、そんなことより仕事、仕事。この山越えるまでは自分にご褒美もおあずけだ。しかしこの山はきびしいな~。のぼるほど急峻になって、おまけに天候も悪化。8合目のベースキャンプで何日も足止めを食らったりしながら、ようやく青息吐息で9合目にたどり着いた。しかしもう空気も薄くて高山病でふらふらだ。5月中に登頂の予定は無理になったが、なんとか6月第1週に登り切りたいものだ。それも結構きつくなってるけど。

あ~、誕生日に何暗い話書いてるんだ、おれは。もっと前向きに行こう。

と、言いながら、息抜きのパックマンにはまっています。だめだよ、9合目の山小屋にこんなの置いておいちゃ。↓

http://www.google.com/pacman/

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2010年5月22日 (土)

教科書のゲーム化はアリか?

仕事が佳境を迎えて結構やばいことになっているが、気になるニュースがあったので、まとまりのない所感をメモ的に残しておく。

「RPG仕立て 小学教科書:ゲーム会社が参入」なる記事が今日の朝日新聞夕刊に載った。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201005220135.html

ゲーム大手のバンダイナムコがロールプレイングゲームのような形式で教科書を作り、文科省の検定にも通って来年から学校で使われるという。

子どもの興味を惹きつける手としてはなかなかいいと思うが、僕はやはり学校教科書にするのはどうかと思う。ただでさえゲームが日常化している子どもに、学習環境までゲームが押し寄せたら、彼らの世界はゲームで埋めつくされてしまう。一番頭が柔軟な時期に、そういう画一的な環境に身を置かせるのが果たしていいことか。いろいろな環境を知ることこそ、彼らの適応力を伸ばすことになるのではないか。

それに、好きなことだけ、楽しいことだけやれるようになって、我慢のできない子が増える懸念もちょっとある。まあ学ぶ内容自体が変わらなければ好きなこととは限らないけれど。

あと、個人的には、子どもの読解力が落ちて日本人のリテラシーが将来的に危うくなり、そうなると読書人口が減って出版不況はますます深刻になるおそれも……。

ツイッターでこの問題を提起したら、Aさんが「イントロとして使うのはアリな気がする」とおっしゃっていたが、それを認めたうえでやはり問題がある。学校の教科書で使うということは、塾などを利用しない子どもはそのイントロだけで終わってしまうことを意味する。イントロ以上に進めるのは、塾などの補助的な教育を利用できる恵まれた子だけになるわけだ。結果、家庭の経済格差がそのまま子どものリテラシーの格差につながる構図がいっそう拡大するような気がする。だから、参考書としてはこの手はアリだが教科書としてはナシだと僕は思う。

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2010年5月16日 (日)

パブロフの犬でなくともよだれが出る

私のなかではもう羊毛きのこのパイオニアとして定着しているAさんが、このたび初の個展をひらかれたということで、行ってきました。場所は大倉山。会場は花屋とカフェが一緒になった、路地裏のこぢんまりした素敵な店。開催は残念ながら本日限りなのですが、ご本人のブログの案内を載せておきます。

http://snowdropserendipity.blog16.fc2.com/blog-entry-11.html

夕方4時近くに店内に入ると、スペースが広くないとはいえ結構な盛況ぶり。すでに僕の講座の生徒のSさんがいらしていて、Aさんと3人でご挨拶。到着早々いきなり作品のあれこれを質問してしまったが、お客さんいるのに妹さんとふたりで会場を切り盛りしていたAさんには申し訳なかった。そのうちにAさんの旦那さんも愛犬をつれていらして、ご挨拶。愛犬のBちゃんがまた高貴な雰囲気をまといながら初対面の僕になついてくれてかわいい!

さて肝心の作品だが、3月の展覧会(このときは個展ではなかった)より数も増え、さらにご本人の描いたパステル画も飾られており、なんと多才な方だと感心するばかり。デコポンと食パンと和菓子とスポンジケーキの質感の違いや表面の凹凸・微妙な色むらまで見事に再現された作品の数々に、今回もぽかんと口を開けて(よだれもたらしそうになって)見入ってしまった。

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そして、先日お返ししたタマゴタケのたまちゃんは、しっかり和菓子の一群に溶け込んでいた。

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さらに驚いたことに、Aさん、僕がブログのコメントに戯れに書き込んだハナイグチを作りかけていらした! 柄と管孔の色合いにまだ若干の違いはあるが、傘の表の出来はすでに完璧だ。さすが羊毛きのこの巨匠! だが巨匠はきっと作りかけの質に満足していらっしゃらないことと存じ上げるので、ここで公開するのは自粛させていただこう。

というわけで、Aさん、珠玉のアートで心を洗わせてくださり、どうもありがとうございました。準備で睡眠不足のようでしたので、今日はゆっくりお休みください。

5時すぎに会場をあとにしてから、途中でいらしたMさんと、先述のSさんと、3人で駅前のスタバでお茶をしたのだが、トークが盛り上がりすぎて、気づくともう8時半近く。Mさんの意外な一面どころか3面、4面もわかったし、ふだんの講義や直後の飲み会ではゆっくりお話しできないSさんともぶっちゃけた話ができて本当に楽しかった。おふたりとも、遅くまでどうもありがとうございました。

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2010年5月15日 (土)

会津の地酒を利く

というわけで、今日はたまちゃんを見送ってきました。

家に帰ると、いつもデスクトップの脇で迎えてくれるはずの君がいない。淋しさを紛らわすために、冷蔵庫の酒を取り出す(どうせいつもの講義後の食事会で飲んでいるので、仕事にならないと割り切っただけの話です)。先日、GWにわざわざ会津からいらしたTさんからお土産にいただいた国権だ。ケースに堂々と入った虎の絵は、あのとき店で阪神ファンのマスターに見せたらきっと食いついたはず。五百万石使用の本醸造は、しっかりした重みのある辛口の酒。重いが決して嫌味はなく、強い印象を残すがあとをひかない。香りはほとんど立たないが、根っからの左党には愛されそうな、普段着の地酒だろうか。酒質がしっかりしているだけあって、濃いめの味付けであるワカサギの佃煮にも負けないで味わえる。Tさん、どうもありがとうございました。

さて、仕事は明日に賭ける(言い方はかっこいいが、大事なことを先延ばしにしているだめな大人です)。

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2010年5月14日 (金)

しばしのお別れ

まるで鉛のおもりをつけて水銀の海を泳いでいるかのように仕事をしています。

でも明日は(いや今日は)、あの素晴らしき羊毛タマゴタケを製作者の展覧会出品のために返さなければならないので、しばしの別れの前にちょっと記念撮影。

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「じゃあ、行ってくるね」

「また会えるよね、たまちゃん?」

「もちろんだよ。それまでるすばんをよろしく」

「うん、ご主人さま、締め切り迫ってるのに五月病なんかになっちゃってるみたいだけど、ぼくなりに癒してみるよ」

「たのんだよ。最近ニコ動やyoutubeで癒しの映像音楽に頼ってるけど、映像見たいあまりに辞書のウィンドウを開けないなんて本末転倒なことをしてるようだからね」

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2010年5月 6日 (木)

文字通りの立夏です

昨日(いや日が変わったから一昨日か)も飲みました。仕事関係の知人ふたりとだが、店は2日前と同じ。マスターに予告しておいたおかげか、2日前に飲みきった酒の代わりを入荷しておいてくれて、会津からいらしたTさんに日本酒をご満足いただけたようでよかった。しかしTさん、わざわざ来てくださったうえに土産のお酒までいただいてしまって本当に恐縮。いずれ利かせていただくとして、とりあえず冷蔵保存中。Tさん、Kさん、楽しい集いをどうもありがとうございました。

というわけであとはちゃんと仕事しないといけないのだが、昼の睡魔に邪魔されている。気分を変えようとして行ったいつものレストランでもウトウトしてしまう始末だ。プレッシャーは高まるのに体がついていっていないな~。

しかしまあ、このあいだまでコートが必要だったのに、今日はTシャツ一枚でいいとは、立夏って真夏のことだったっけ?

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2010年5月 3日 (月)

ぐでんぐでんうぃーく

ねむい。

昨日は山口から来たC氏と、緊急参加したふくさんと、いつもの店で飲み、勢いで終電を逃したふくさんも連れて3人で帰宅し飲み直し、朝方まで。飲み過ぎたね。あ~いかん、今日はばりばり仕事しないといけないのに。

てなわけでまだ本調子でないので、昨日の昼にY公園付近で上げた戦果でも開示。

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自宅で飲み直した際に、ホウレンソウ、トマトとともに卵炒めにしていただきました。

おそらく今シーズン最後の収穫だろうな。とくにハルシメジはだいぶ干からびていた。

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あ~やっと酒が抜けてきた。仕事するかなあ。

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2010年5月 1日 (土)

寄席ってビール飲みながら観られるんだ

友人のYさんに誘われて人生初の寄席へ行った。柳家さん喬という人の独演会で、ど素人の僕には初耳の噺家さんだったのだが、超満員。当日来た客は皆立ち見で、「プレミアチケットなのよ」と言っていたYさんの言葉に納得した。Yさんと同じく落語にはまっているKさんも隣の席で、ふたりが寄席へ通っていて知り合ったというお仲間も近くにいるみたい。

独演会だけあって通い慣れた客が多いせいか、前座の弟子が話の主人公を師匠の本名にしておきながら途中で言い間違えて会場爆笑といった、Kさんに解説されなきゃわからないディープなネタもあったが、話そのものはどれもずぶの素人でも十分よくわかって面白かった。ただ、「花見の仇討」とかは最初から最後まで面白かったけど、最後に演じた「浜野■随」(■は矢へんに巨)というのは終始シリアスで驚いた。最後はハッピーエンドだったんだけど、KさんYさんいわく、バッドエンドのバージョンもあるのだとか。それに途中のネタをいくつか省くこともあるけど今日は全部やってくれたとか、へえ、ひとつの話でもそんなにいろいろあるんだと思った。それじゃ、「今日はどんな話なのか」と通の人でも楽しめるよね。それに、帰宅後にツイッターで報告したら落語好きのAさんが「江戸落語は、シリアスなのも少なくないです。怪談とかも、本気で怖いのがあったりするので、油断できないのですよ」とつぶやかれ、そうなんだ、落語ってお笑いだけじゃないんだと認識を改めさせられた。

終演後は、お腹空いたねということで、Yさんと、寄席仲間ふたりと、一杯飲もうということに。上野だし、終電気になるしということでじゃあ1時間、とYさんも決めたはずだったのに、結局45分延長。お仲間ふたりはもちろん僕には初対面だったけど、Yさんも本名知らなかったそうで飲むのは初めてだったらしいが、なにこの打ち解けっぷり。会計関係の社長と金融関係の人だったが、めっぽう面白い人。楽しいひとときをありがとうございました。

そしてそもそも今回お誘いくださいまして、ありがとうございました、Yさん。楽しすぎてチケット代払い忘れちゃってごめん。来月会うときに絶対払いますね。

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