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2009年11月27日 (金)

科学と国民

このところ、政府予算の事業仕分けの問題がかまびすしい。

基礎科学の予算が軒並み削られるということで、名だたるノーベル賞受賞者らがこぞって反発しているようだ。

しかしどうだろう。理系に関わりのあるひとりとして、僕も基礎科学が費用対効果だけで評価できるものではなく、中長期の展望を考えるべきものだというのはわかる。その意味で、単純な仕分けにそぐわないという主張はもっともな面もあるが、問題は国民の理解だ。税金を使うからには、当然だが国民に必要性を理解させる必要がある。

端的に言って、科学者はこれまで専門外の国民に十分なプレゼンテーションをおこなってきていなかったと思う。日本人の大多数が科学を敬遠し、それゆえ理解していないのは、十分な啓蒙がなされていなかったことに主因がある。そんな現状でいきなり基礎科学は大事だと言われても一般国民が納得できるはずがない。大事なら、それを具体的にわかる言葉で伝えなければならない。仕分けの現場でそれが十分にできる時間はないかもしれないが、少なくとも反発する科学の大家たちの言葉には、国民が理解できるような具体性がないと思う。そのあたり、今までプレゼンを怠ってきたツケなのだから、これを機にきっちり反省して、科学者は内輪で甘え合う象牙の塔から降りて、啓蒙の努力をしてもらいたいものだ。それがひいては一般人の科学への関心を呼ぶことになり、将来の日本の科学力を高めることにもなるのではあるまいか。

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コメント

日本に科学費はいらない。もちろん日本に科学者などいらない。日本のノーベル賞科学者なんか暴力団の組長にすぎない。バカヤクザなのだ。やつらは何の罪もない国民を強制的に破壊して暴れまわり、てめえは他人のカネをぶんどって優雅な余生を満喫している悪逆非道なヤクザなのだ。学生の結婚も破壊して子供まで殺害して学生の就職も破壊しておれは犯罪ができるんだと喜んでいる日本の科学者を全滅させなければならない。

投稿: 日本には科学者も科学費もいらない。 | 2009年11月27日 (金) 06時19分

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